ILIFEのロボット掃除機 V8eのレビュー記事です。購入時の開封レビューについては以下の動画を御覧ください。
以前から僕の身の回りのお世話(掃除)を担当してきたラクリート君が地味にお亡くなりになったので、新たに購入したロボット掃除機がILIFEのV8eです。
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購入以来、毎日タイマーセットして、日中の誰もいないときに、2階の部屋のお掃除を任せているのですが、
ちゃんと掃除しているの?
ということが気になりました。
見てないからといって、サボったり、掃除した体(てい)でごまかしたりしてはいないだろうか、と激しく気になってしまって夜も眠れなくなったので、カメラを仕掛けてその作動状態を確認してみたというわけです。
目次
GoPro8で撮影してみた
タイマーで掃除を開始してから、充電ドックにもどるまでの1回のサイクルをGoPro8のタイムラプスで記録してみました。
余談ですけど、GoPro8のタイムラプス機能ってこういうときに非常に便利なので一家に一台、激しくおすすめです。
部屋の概略図作成

まずは2階の部屋の図面をざっくりとですが、作成してみました。目的は掃除機の起動の軌跡を書き写すためです。
ちなみに、左側の赤の破線は、カメラの映る範囲を考慮して、エレクトロウォール(仮想壁)を置いてV8eの動きを制御した部分です。基本的にはこの赤線の右側の広い空間を掃除します。
動画を見ながら記録

撮影した動画を見ながらざっくりとですがV8eがたどった軌跡をただひたすら書き写します。とってもアナログです。地味にこの作業がつらかったです。
面倒なのでフリーハンドでサクサクやってますが、それなりに正確に書き写しているつもりです。
V8eの軌跡が完成
V8eが掃除した軌跡を書き写しのが以下の図です。

どうでしょうか。
この部屋は12畳ほどの部屋ですが、これを見る限りでは、全体的にはそれなりに通っている感じがします。
無駄な動きはご愛敬
線をみると一目瞭然ですが、縦横無尽に走り狂ってますね。いや、頑張ってるじゃないですか。むしろ頑張りすぎなくらいです。
壁際ルートが多い
線の濃さを見る限り、壁際ルートの往来が多いみたいです。
V8eは、ルンバの上位機種のように部屋をマッピングするタイプではないので、どうしても同じ部分を何度も何度も行き来してしまうのは仕方のないことなのかもしれません。
むしろ、これだけの広さの部屋でも、中央部などの広い場所を落とすことなく、少なくとも1回以上は通っているところをみると、時間はかかるものの、掃除性能としては十分実用レベルだと思います。
まとめ、雑談
人間がやったほうが早い。そんなこと言う人は帰ってください(キリッ)
ロボット掃除機の最大のメリットは、掃除性能ではなく、人間がしなければならない作業時間を代行してくれることです。ロボットが作ってくれた時間で、人間は人間にしかできないことをします。
ロボット掃除機自体の要領の悪さは、努力(走行時間)でカバーするから問題ないです。逆に何回も何回も何回も通るからこそ、完ぺきにキレイになる、という考え方もできます。
むしろ感動した
ちゃんと掃除しているか気になったのでカメラを設置してみましたが、健気に頑張って働く姿に感動すら覚えました。
前のラクリートの時にも思ったのですが、ロボット掃除機って僕にはなんだか可愛く見えてしかたないのです。部屋全体を必死に走り回ってゴミを吸い続ける姿を見ると、ほのぼのします。
ルンバのような超高級なロボット掃除機から見たら、V8eは爆安な部類に入るロボット掃除機ですが、機能面に見劣りする部分はほとんどないです。
アプリ対応ならルンバに勝てる
個人的には、本体のタイマーではなく、Wi-Fiとスマホアプリに対応してほしい、というのはあります。
スマホで外部から掃除する時間や行動を制御できたら、もはや言うことはなしですね。
ここまでできて2万をきる値段だとしたら、もうこれは完全にルンバ食っちゃうと思うのですが。
今後に期待したいところです。