パソコンまわりに収納がない!
元来のだらしのない性格も影響してか、自分のパソコン周りにはモノが溢れんばかりに溢れ狂って乱雑しています。なんとかしなければ、と思いつつも面倒でこれまで放置してきました。
電子機器やアクセサリ、小物類やらカメラやレンズ、備品などをしまう場所もないため、一眼カメラのレンズなどはパソコンの上にどっかり放置という状況です。
新たに収納をつくるには、カラーボックス的なモノでも買ってきて収納するしかないと思っていたんですけど、この前ネットでいいものを見つけたので試しに取り付けしてみようと思った次第です。
ホッチキスで壁に固定できる壁面収納「壁美人」
壁美人とは
一般的な石膏ボードの壁に普通のホッチキスのみで固定できる壁面収納です。ホッチキスで固定するので、取り付け穴がほとんど目立たないため賃貸などでも活用可能です。テレビを壁掛けにするものまであるようです。
今回購入したのはこのボックス42という小さなタイプです。今回はどんなものかとお試しで購入してみたものなので、このくらいが無難とところです。色はホワイト、ナチュラル、ブラック、ブラウンと4色あります。僕はなんとなくホワイトにしてみました。
内容物は、ボックスをつくるための木材、ねじ類、壁にかけるための金具、ホッチキスの専用針、説明書など。ホッチキス以外は全て入っているのでホッチキスがあればこれだけで作ることができます。
まずはサクッと完成です。ボックス自体は説明書を熟読すれば誰でも簡単に作れると思います。電動ドライバーなどがあると楽ですが、なくても全然いけます。
裏にはセットで付いてきた専用の金具を取り付けます。下穴がすでに空いているのでこちらも迷わずにいけると思います。ボックスの裏がオフセットされて少し引っ込んでいるのはこの金具を取り付けても出っ張らないようにするためです。
ボックスの取り付け
いよいよ壁美人のメインである、ボックスの取り付けをします。まずは設置場所を入念に確認します。使いやすくて邪魔にならない場所を決めます。僕はパソコンのすぐ上のスペースに取り付けることにしました。
壁美人推奨ホッチキス HD-10Dシリーズ
壁美人の金具の取り付けにはホッチキスを使用します。針は壁美人専用の針が付属で付いてきます。
ホッチキスに関してはごくごく一般的な事務用ホッチキスで、写真のように180度ガバッと開くタイプのホッチキスであれば何でも良いです。うちには180度開くタイプがなかったので今回は壁美人推奨のホッチキスというものを購入しました。
付属のガイド紙で位置決め
今回は横に取り付けるので、横用のガイド紙を壁にテープで軽めに止めます。このガイドに合わせて専用金具を壁に取り付けていきます。
ホッチキスは両手でしっかりと支えて、少し角度をつけて打ちます。打つときには右手の親指にグッと力をかけて一気に打ち込みます。中途半端にグイィと力を入れると針が曲がって入ってしまいます。
針が曲がってしまった時には焦らずに曲がった針を抜いて横に打ちなおします。最初はうまく打てなくて焦りますが、何本か打っていくうちになんとなくコツがつかめてきます。
片方の金具につき、上下2本ずつ8箇所、計16本の針を打ちます。両方で32本です。打ち終わって指で金具を触ってみるとガッチリとついているのがわかります。ホッチキスの針だというのにもはやビクともしません。いやぁ、すごい力です。
近くでみるとちゃんと入っていない針もいくつかあったりします。しかしこれでもおそろしい力でガッチリと固定されています。これはまあ落ちないわ、といった感じ。面倒なのでこのまま設置することにしました。
後は箱裏の金具に引っ掛けるだけ
金具に引っ掛ける形で壁に固定します。引っ掛けているだけなので箱はすぐに取り外しできます。とてもお手軽です。
壁に沿ってボックスが浮いているように見えます。すごい不思議な感じです。石膏ボードの弱い壁によくもまあこんなにガッチリと取り付けできるものだと関心します。これ考えた人すごい。
当初の目的どおり、カメラ用のレンズやらお手入れ道具などを入れることにしました。スッキリと収納できて大満足です。