節分で豆をぶつけられる世の中のお父さま達、ご苦労さまです。あれって地味に痛いですよね。子供は本気だし。
そこで、鬼でもないのに今年も節分で豆をガシガシぶつけられて涙する、そんな世のお父さま達のためにマインクラフト風でかわいい、それでいて360度から迫り来る豆を完全ガードしてくれる高防御力な鬼の面を作ってみました。
節分で豆をぶつけられる鬼役、というのは世のお父さま達の暗黙の役であります。母親が鬼役なアグレッシブな家庭もあるかもしれませんが、多くの家庭では父親が鬼になるのではないかと思われます。
実を申しますと、僕もそんなお父さんの一人です。
うちでは毎年なんだかっだいっても節分に家で豆まきをしているんですけど、去年は時間がなかったもので、ちゃんとした鬼のお面ではなく、そこらにあった紙袋で手書きで鬼を自作しまして、子ども達に豆をぶつけられたわけです。
去年の豆まきの状況
豆が痛すぎた。
なにしろ単なる薄手の紙袋ですからね。防御力なんて+1しかない。
これでは年々進化をとげる子供の豆投力※を防ぎきれないわけです。当たりどころが悪ければ痛くて泣きそうになる。覆われているとはいえ、耳とかに当たったらこれでも痛い。
※豆投力・・・子供が割と本気で豆を投げる力のこと
そこで、今年は防御力の高い鬼の面を作ってみたというわけです。身近にあったダンボールを使用して、マインクラフト風でちょっとかわいい、それでいて頭部を360度ALL保護してくれるという高防御力の鬼の面ができました。
またただノリで作っただけのクオリティの低い鬼ですけど、いちおう作り方をご紹介します。
【節分用】高防御力な鬼の面を作ってみた
用意したもの
- ハサミ
- カッター、ロータリーカッター
- 定規
- マット
- ガムテープ、セロテープ
- ビニールテープ(赤)
- 両面テープ(のりでも可)
- グルーガン
道具は切る道具、貼る道具、家にあるどんなものでも良いです。小学生がいる家なら夏休み、冬休みの自由研究の工作でよく使う道具なので、一通り揃えておくと良いかもしれません。ダンボール系の工作には接着等にグルーガン(ホットボンド)とかもあると便利です。
鬼の絵作り
まずはパソコンで鬼の絵を描きました。まあ鬼だとわかればなんでも良いので、絵のクオリティはとっても低いです。
僕の中では鬼といえば赤なので、赤鬼に決定。赤鬼には緑の髪がよさ気だったので髪の毛は緑にしました。こんな絵でも使いたい、という方のために、一応ダウンロードもできるようにしました。
使用するダンボール
ダンボールのサイズは約275mm×250mmです。このダンボールの250mm側の方を顔の正面にします。
今回はダンボールのフタの部分を立てて使用します。その方が頭の収まりがよかったからです。ダンボールのフタの部分は立てて裏からガムテープで貼り付けてしまいます。
正面(顔)の作成
まずは鬼の顔を両面テープで貼っていきます。両面テープは四隅と真ん中に貼ってみました。剥がれなければなんでも良いと思います。
両面テープ剥がしのコツ
指でやっても中々剥がれせなくて「ムキィ〜!」ってなる両面テープですが、カッターの刃先でカリカリして外すととても楽です。ちょっとしたワンポイントですが。
そのまま鬼の顔をペタッと貼って完成です。一番目につく部分ですし、紙と両面テープという組み合わせはズレたら修正がきかないため慎重に。
頭(上部分)の作成
顔と同様に頭部も貼っていきます。少し大きめに作ったせいか紙が余ってしまったので両端を2cmずつカットしました。この辺は箱のサイズに合わせてカットしても良いし、そのまま折り込んでかぶせるように貼り付けても良いと思います。
小学生以下の小さなお子さまがいる家庭では、このロータリーカッターが以外にも安全(子供が使い方を知らないため)だったりします。これで紙も切れますし、厚紙、ダンボールなどの厚みのあるものも切断できます。
ロータリーカッターと切断用のあて定規(滑り止め付き)、作業マットなど、3点セットでせいぜい2千円程度なので、一通りの揃えておくのが良いです。これらの道具は使用頻度にもよりますけど、一度買っておくとほぼ一生涯使えると思います。
これで鬼の頭部が完成です。ただ両面テープで貼っているだけなので作業的にはサクッと終わります。
紙の継ぎ目の部分の隙間が思っていたよりも目立ちます。ここは後でビニールテープを使って目立たないように補修することにしました。
側面、後頭部の作成
側面も同様に貼っていきます。
箱の角で折れる部分(正面部分)をあらかじめ折っておいて、この部分を先に貼った方が作業的に楽です。
反対、後頭部も同様に貼り付けます。
肩に当たる部分をカット
ダンボールが肩に当たってしまって安定しないため、自分の体に合わせて側面の肩に当たる部分をカットしました。これで少し収まりがよくなりました。
目の穴あけ
このままではただの箱なのでかぶると何も見えません。あまり開けたくないのですが、視界を確保する必要があります。
今回は、特に測ったわけではないんですけど、穴と目の黒目の部分が合いました。あまり派手に穴をあけると鬼の顔が台無しになり兼ねないため、必要最小限の穴あけにとどめてあります。穴の大きさは人差指の先がちょうど通るくらいの大きさです。
視界はかなり狭いですが、なんとか見えます。
頭を固定するための皿設置
ダンボールをかぶってみると、中が微妙に広いためか、目の位置が固定できませんでした。歩くたびにダンボールが前後左右に動いてしまって視界がなくなります。
家に余っていた紙皿を箱の中に貼り付けて、頭を仮固定できるようにしてみました。たったこれだけですが、頭の収まりが随分と違います。貼り付けにはグルーガン(ホットボンド)を使用。
ビニールテープなどで補修
紙の継ぎ目がどうしてもビロビロになったり隙間が目立つため、赤のビニールテープやセロテープをで目立たないように補修しました。ちょっとした補修でも見た目の完成度はかなり違います。
そして完成へ
マインクラフト風の鬼が出来上がりました。今回は全くの無計画で作り始めたため、ところどころ雑な部分が目立ちますが、防御力だけは保証付です。確実に顔の周り360度全てを保護してくれます。もう豆が耳に当たって「痛っ!」ってなることもない。ぼく、もう、豆、こわくない。
いかがだったでしょうか。今回僕が作成した鬼の絵が欲しいという奇特な方がおりましたら、以下よりPDFデータをダウンロードしてください。A3版、A4版と2種類用意しました。
※記事ではA3版を使用しています。
鬼の絵ダウンロード(右クリックより保存してください)
鬼の絵(A3版)PDF
鬼の絵(A4版)PDF
幼稚園で廃材を使ってお面作りを…と冬休みの宿題を出され
紙皿や紙袋はありきたり
あまり人とかぶりたくない性格のため
段ボールで作ろうとなったけど頭がグラグラしちゃい検索したらこちらにたどり着きました。
ボウル皿の発想がなかったのでとっても助かりました。
早速真似させていただきます(^-^)
本当にありがとうございました。