Google日本語入力が素晴らしすぎる件

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Google日本語入力って知ってますか。Google日本語入力とは、Googleが無償で提供している日本語入力システムです。

日本語入力システムとして、有名なところではWindowsに標準搭載されているMicrosoft IMEがあります。他には有料のATOKなどが有名ですね。他には少し前に話題になったBaidu IMEなんかもありますけど、アレはちょっとキケンなニオイがするので入れないようにしましょう。

Google日本語入力 ダウンロードページ

とにかくGoogle日本語入力がイイんです。これだけの機能を備えてて無料とか、まったくGoogleはすごいなぁと思う次第です。今回はこのGoogle日本語入力にすることのメリットやデメリットなどをご紹介しようと思います。

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Google日本語入力が素晴らしすぎる件

まずはGoogle日本語入力にするメリットをご紹介します。非常にたくさんあります。ブログなど文章を書くことが多い人は、これを入れるだけで格段に効率が良くなることは間違いありません。

Google日本語入力のメリット

日付変換機能がすごい

「きょう」と変換すると様々なタイプの日付や曜日などを出してくれます。これ地味に便利なんですよね。

「きょう」で変換
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検証してみると「きょう」、「あす」、「あさって」、「しあさって」、「きのう」、「おととい(おとつい)」まで変換してくれました。ちなみに「いま」と入力すると現在時刻も出してくれます。

郵便番号から住所に変換してくれる

とりあえず適当な郵便番号を変換してみました。例として「163-1433」を入力していますが、適当に思いついた郵便番号であり、なんの縁もゆかりも無い場所です。

「163-1433」で変換
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日本全国の郵便番号に対応しています。

常に新しい言語に対応している

GoogleならではのWebの膨大な語群から常に最新の人物、地名、流行りなどの言葉に対応しています。これはMicrosoft IMEでは完全に太刀打ちできない部分です。

例えば「佐村河内守」を入力したいときに、「さむらご・・・」まで入力した時点で、すぐに候補にあがってきます。

「さむらご」と入力
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過去に入力した文字を変換候補で出してくれる

以前に変換した文字(文章)などを学習して変換候補で出してくれます。

定型的に使うような一文は、数回入力すると次から変換候補として出てくるようになります。この機能に慣れてくるともう完全にGoogle日本語入力が手放せなくなります。

ちなみに僕の会社のパソコンは「おせ・・・」と入れるだけでこんなのが出てきたりします。

「おせ」と入力
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スペルの分からない英語も変換できる

英語でスペルがはっきりとわからない場合、そのまま日本語でウィンドウズと入力してみると、ちゃんと「Windows」と候補に出てきます。本当にかゆいところに手が届く。これも地味に便利なんです。

「ウィンドウズ」と入力
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実は計算もできる

数式を入れて「=」を入力すると変換候補に計算結果が出力されます。すごいけどこれはあまり使わないかもしれません。

たとえば東京ディズニーランドの広さが、東京ドーム17個分の広さということらしいので、数値として計算してみる場合。東京ドームの広さは46755平方メートル。

英数モードで「46755*17=」と入力
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東京ディズニーランドの広さは794835平方メートルらしいです。

番外編

「おみくじ」と入力するとランダムで今日の運勢を出してくれます。

Google日本語入力のデメリット

Google日本語入力はメリットばかりではありません。実はデメリットもあります。ただ、メリットがあまりにも大きいので、デメリットも全然我慢できる範囲です。

間違った変換も学習してしまう

過去の変換候補を学習してくれるので便利なのですが、間違った変換をしてしまうと、間違った変換も次から候補に出てきてしまってたまに面倒な時があります。

卑猥な変換とかできない

自分が行った変換を記憶するので、会社のパソコンなんかでエロちっくな検索なんてしてしまうと、たまにドエライことになる可能性があります。

例えば「あ・・」って入れた段階で「ア○ル」なんて出てきたり、「入力」って入れようとして「にゅう・・」の段階で「乳輪」が出てきたりなんかしたところを、運悪くたまたま上司に見られたりなんかしたらもう目も当てられないですよね。

以前に携帯の予測変換機能を逆手にとって浮気の痕跡を探す、みたいな執念深い方法がありましたけど、見られたくない変換を学習してしまう、という意味では近いものがあると思います。

「シークレットモード」、「サジェスト機能停止」の活用

変換の学習をさせたくない時、または自分の過去の卑猥な変換を人に見られたくない時、などには、一時的な手段としてシークレットモードというものがあります。シークレットモードにすると過去の自分(自分の本性)を一時的に消せます。

同様にプレゼン時など大勢の人に見られる場面などで変換候補が出てきて邪魔な場合などは、「一時的にすべてのサジェスト機能を無効にする」にすると良いかもしれません。

プロパティ→プライバシータブ
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上記機能はどちらも「コマンド」と入力して変換することで変換候補内で一発設定もできます。これは便利。

「コマンド」と変換
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Google日本語入力まとめ

いかがだったでしょうか。Google日本語入力の便利さがわかっていただけたでしょうか。まだ導入していない方で、標準のIMEをお使いの方はぜひとも導入してみてください。少し使ってみたらきっと気に入ると思います。

Google日本語入力 ダウンロードページ

手放せなくなる便利さ。さらにGoogle日本語入力は進化していきます。あたらしい語群をどんどん吸収して、使い手の変換をどんどん学習して、使えば使うほど便利になっていきます。

辞書ツールも活用
どうしても変換できない場合、特殊な変換をしたい場合には辞書ツールで自分だけの変換を追加すれば良いです。ここまでくればもう最強の日本語入力環境の出来上がりです。

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