こんにちは。HHKB信者です。
HHKBの25周年記念で、HYBRID Pro Type-Sの真っ白なバージョン【雪】モデルが発売されましたね。限定2500台(日本語配列1250台、英語配列1250台)らしいです。
無刻印キートップとセットで購入すると4万円もする超高額キーボードなんですけど、信者なので買う以外の選択肢がないわけです。当然ですが、即ポチしました。
HHKBの副作用
HHKBはコンパクト最適化されていて、死ぬほど良いキーボードなのですが、その副作用として、自分が触るパソコン全てにHHKBを完備しないと、あまりの落差に打鍵ミスしまくる、というものがあります。
HHKBが最適化されているキーボードなので、どっぷり浸かってしまうと、一般的なキーボードを触ったときに自分の思い通りに打てなくてミスを連発し、イライラしてしまうのです。これをHHKBの副作用といいます。
この副作用のために、僕の場合は、家と会社で少なくとも2台のHHKBが必要になる、というわけです。
HHKB Pro2とHYBRID Pro Type-S
そこで僕は、家ではHYBRID Pro Type-Sを使用し、会社ではProfessional2を使用することにしました。本当は2台ともHYBRIDにしたかったんですけど、2台同時購入で7万超えはさすがに信者でも厳しかった。
そこで、とりあえず家用キーボードだけの入れ替えとなったわけです。
HYBRID Professional Type-SとProfessional2の違い
同じHHKBでも、HYBRID Pro Type-SとPro2では結構な違いがあります。
Type-Sは打鍵音が静かなのと、キーストロークが3.8mmとなっています。Pro2は4.0mmです。これはカタログ数値上は微妙な違いですが、実際にキーを打ってみると底づき感が全く違います。あと打鍵音も全く違います。
キーの押下圧は45gとスペック上は同じですが、実際に打鍵してみた個人的感覚でType-Sのほうが軽く感じます。これは音があまり出ないことと、キーストロークが短いことでそう錯覚するのかな、と思います。
微妙な打鍵感の違いは我慢すれば問題はないんですけど、一番の問題は後述するキーマップ変更ツールの素晴らしい使用感によるものです。
神がかっているキーマップ変更ツール
HYBRID Pro Type-Sは、専用のキーマップ変更ツールが利用できます。
キーマップ変更ツールは、ソフト上でHHKBのキーの配置を自分好みにカスタマイズできるものです。ソフト上で設定したキーマップデータは、USBケーブルを使用してHHKB本体内部に保存されます。
なので、一度自分好みに設定してしまえば、あとはBluetooth接続でも、他のパソコンにつないでも、そのまま設定したキーマップで使用できます。僕は上記画像のように、FNキーとの組み合わせで、キーに別の役割を与えています。
これがもう死ぬほど便利なんです。
これまではAHK(オートホットキー)というソフトを利用して、キーに独自のカスタマイズを加えていたのですが、HYBRID Pro Type-Sはキーマップ変更ツールを利用することで、これまで苦労してスクリプト書いて変更していたものが、簡単にカスタマイズ可能なのです。
キーマップ変更ツールに関しては、以下の動画も参照してみてください。
もう1セット買えばよかったと後悔した
会社と家でキー押し間違える。これがほんとよく間違える。ときにはどっちがどっちなのかわからなったりしました。
HYBRID Pro Type-Sをもう1セット買っておけばよかったな、と後悔したものです。それでも1年半くらいは我慢して使っていました。値段が値段なので、もう一台買うきっかけがありませんでした。
AHKは外部からキーをハックしているだけなので、Shift+HOMEキーの組み合わせやShift押しながら矢印キーの操作など、スクリプトではどうしても設定できないキーの組み合わせがいくつかあり、それがストレスになりました。
ついにHHKB 【雪】モデルを購入
それでHHKB HYBRIDの雪モデル、真っ白な純白のモデルを購入しました。新作なので、購入動機としては十分で、即ポチすることになりました。
ただ、この【雪】モデルには、無刻印の設定がありません。そのため、こちらも限定で発売している雪の無刻印セットも一緒に購入しました。このセット、ふたつ合わせてほぼ4万円します。高い。