エクセル写真帳ver5.4【リンク版】を公開しました

不定期にエラーが出て、写真の貼り付けができなかった【エクセル写真帳ver5.3】ですが、3年ぶりに改良版を作りました。

エラーの詳細については以下の記事を御覧ください。

エクセル写真帳は、これまでずっと無料で公開してきましたが、今回(ver5.4)から有料(660円)にしてます。金額はVectorの最低料金ですので、どうかご了承ください。

これまでどおり、無料版(ver5.3)も公開していますので、特に不具合のない方は無料版をそのまま使って頂いて構いません。

エクセル写真帳について

もともとは、13年くらい前に自分が測量の現場で使用するために作ったものです。

当時はEXCELを使用して、夜な夜な現場写真をセルに手作業で貼り付けて写真帳にしていました。

その作業が単調で、とても面倒でやるせなかったので、ネットで調べながら自動貼付けできるように写真帳を作り変えたのがエクセル写真帳の始まりです。

エクセルのマクロ機能を使用しているので、マイクロソフトのエクセルがインストールされているPCであれば問題なく動きます。

自分なりに徐々に奇妙に改良しながら使ってきて、フォルダから一瞬で写真帳が完成するようになり、名前も自動で入るようになり、そこそこ便利になりました。

試しに会社内で広めたところ、これがかなり好評でして、10年以上経過した今でも現場班は全員この写真帳を使っています。

無料で使用できる最終版エクセル写真帳ver5.3の累計ダウンロード数はすでに10万ダウンロードを超えました。全国の建設業界では少なくとも数百人は使って頂いているのではないでしょうか、と予測してます。

これまで全国より実に様々な業種の方から感想メールを頂いております。

などのありがたい問い合わせを日々頂いております。不具合でお悩みの方、ver5.4のサンプルは無料なのでいちど試してみてください。

ver5.4の改良点は、貼り付け方法をリンク方式にしたことです。

ver5.3以前のエクセル写真帳は、シートに直接JPEGデータを貼付ける方式でした。ver5.4からは、ローカルリンクのみを貼り付けるように改良しました。

近年のパソコンの処理能力の劇的進化によって、リンク表示でも問題なく表示できるようになりました。というより、この劇的進化がver5.3の不具合の原因ではないかとも思ってますが…。

貼り付けるのは写真データのローカル位置を示すリンクだけで、実体がないので動作及びファイル自体はとても軽くなりました。

使い方は従来のver5.3と全く同じです。

これまでのエクセル写真帳を使っていただいた方には、悩まずにそのまま使える仕様になっています。

初めて使う方へ、かなり前の動画になりますが、以下の動画を参照いただければこの写真帳の使い方は理解できるかもしれません。

エクセル写真帳の使い方

ver5.4については、いくつか注意点があります。

写真データのアドレスが変わると、次回から読み込めなくなります。写真帳を作る前に、写真フォルダの位置及び写真名等は決めてください。

写真帳を作成後に、

などの操作を行うと、次回より写真が読み込めなくなります。

エクセル写真帳5.4(リンク版)は、ローカルリンクを記憶して実体がないため、人に送ることができません。

いや、エクセル写真帳自体はメールなどで送れますが、送られた側には、リンクの外れた抜け殻ファイルが届くことになるので注意が必要です。

従来のように「写真帳のエクセルファイルごと人に送る」ということはできません。

あくまでも、自分のローカルパソコンから紙に直接印刷、またはPDF化する、といった用途でお使いください。

これまでエクセル写真帳を使ったことがない方も、サンプルをダウンロードして試用できるので、購入前に動作をお試しください。

サンプル版は、デフォルトの3枚帳票に写真の貼り付けのみができるように作ってあります。シートの新規作成や、2枚帳票、特殊帳票追加など、その他の機能は使えません。