【2020自作PC】 動画編集用のデスクトップPCの組み換え

ASRock Z390 Pro4
ASRock Z390 Pro4

動画編集用に、自分のデスクトップパソコンを組み換えしました。なんだかんだいっても、毎年自作してますね最近。

ちなみに去年は会社用のPCを組み替えているので、興味がある方は以下の記事もどうぞ。

今回購入したパーツは、以下の3点です。今後の自分の記録用も兼ねて、以下に詳細をご紹介します。

  • CPU Core i7-9700F
  • マザーボード ASRock Z390 Pro4
  • グラフィックボード 玄人志向 NVIDIA GeForce GTX1650
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現在のスペック

現在のスペックご紹介しておきます。

このスペックでもフルHD(1080p)クラスの動画編集なら全然イケます。

ただ、4KとかVR動画だとカクカクしたり、書き出しに異様な時間がかかったりなど、動画のデータ量が爆増するこれからの時代としては少々厳しいかな、という印象です。

購入したパーツ

購入したパーツを以下に記載しておきます。これ結構自分で見返すことが多いので、詳細に記録しておきます。

CPU Intel Core i7-9700F

Intel Core i7-9700F
Intel Core i7-9700F

購入したCPUは、Intel Core i7-9700Fです。

今回僕がなぜこの Core i7-9700F を選んだのか、9700Fの主な特徴とともにまとめておきます。

スペックはそこそこ高いのに値段が安い

Core i7-9700F は値段が安いです。今回の目的は「低コストで動画編集サクサクPC作り」なので、とにかく安いこのCPUを選びました。

それでいて、第9世代の9700シリーズなので、パワーのあるCPUなのは間違いないです。9700Kと比べると、多少能力は落ちますが、動画編集向けのCPUとしては十分すぎるほどのスペックを持っています。

GPU非搭載

Core i7-9700FにはGPUが内蔵していません。つまり、マザーボードからモニターに直接出力できないCPUということになります。

このCPUはグラフィック出力ができないので、後述するグラフィックスカード(グラボ)と一緒に利用しなければなりません。

ただ、動画編集用パソコンなので、グラボは必須な(だと思う)ので、CPUに内蔵しているグラフィック機能は必要ありません。

TDPが65Wで熱に優しい

リテールクーラー付き
リテールクーラー付き

Core i7-9700F はTDP(熱設計電力)が65Wで発熱量が少ないです。9700Kは95Wであり、比べると熱量が全然違います。

そのため、9700や9700Fには、純正のCPUクーラー(リテールクーラー)が付属しています。

CPUクーラーを別途購入しなくても良いので、お財布にも優しいのです。

マザーボード:ASRock Z390 Pro4

ASRock Z390 Pro4
ASRock Z390 Pro4

値段が安い

Z390は、第8世代と第9世代のCPUに対応したチップセットになります。

Z390チップセットが載っているマザーボードの中で、このASRockのZ390 Pro4が一番安かった、というのがポイントです。一番の理由は値段なのですが、もう一つ理由があります。

USB3.1 Gen2 に対応している

Z390 Pro4 マザーボード端子類
Z390 Pro4 マザーボード端子類

Z390は、USB3.1 Gen2 (現 USB3.2 Gen2)に対応しています。

ちなみに、USB3.1 Gen1(現 USB3.2 Gen1)が従来のUSB3.0と呼ばれていたものです。以下に転送速度(理論値)をのせておきます。

  • USB3.1 Gen1・・・5Gbps(1秒あたり625MB転送可能)
  • USB3.1 Gen2・・・10Gbps(1秒あたり1.25GB転送可能)

転送速度的には従来の倍のスピードがあります。これは動画などの重たいデータの転送時間を短縮してくれます。大量の動画データをストックしている時には、データのコピーなどの際に転送速度が重要になります。

僕はUSB3.1 Gen2 に対応している外付けSSDを持っているため、このSSDの速度を活かしてみたく、このチップセットにしました。

グラフィックボード 玄人志向 NVIDIA GeForce GTX1650 4GB

玄人志向 NVIDIA GeForce GTX1650 4GB
玄人志向 NVIDIA GeForce GTX1650 4GB

値段が安い

お前またそれかよ、ってツッコミは勘弁してください。

繰り返しますが、今回のコンセプトは「低コストで動画編集サクサクPC作り」なんです。

このグラフィックボードを選んだ理由はやはり安かったからです。本当はRTX2070あたりいきたかったんですけどね。ちょっと予算オーバーでした。

GeForce GTX1650は、エントリーモデルですが、それでも現在使っているGTX960よりは1.5倍くらいの処理能力があると思います。

GeForce GTX1650 2基ファン 補助電源なし
GeForce GTX1650 2基ファン 補助電源なし

とりあえず、今回はこれで我慢しておこうと思います。これでしばらく使ってみて、不満があれば、そう少し上位のグラボに変えるかもしれません。

【 2020自作その1】給付金で組める、低コストなサクサク動画編集パソコン作り【準備編】

今回のトータルコスト

最後に、今回かかった金額を記載しておきます。価格はAmazon価格(2020年4月)なので、多少変動あるかもです。

  • Core i7-9700F 37,200円
  • ASRock Z390 Pro4 12,527円
  • NVIDIA GeForce GTX1650 15,109円

今回のトータルコストは、3点で 64,843円 でした。この値段で、かなりサクサクにパワーアップするので、コストパフォーマンスは良いですね。

欲を言えば、M.2のSSDを入れたかったけど、M.2も年々価格が落ち着いてきているので、次回の組み換え時に考えようと思ってます。

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