動画編集用に、自分のデスクトップパソコンを組み換えしました。なんだかんだいっても、毎年自作してますね最近。
ちなみに去年は会社用のPCを組み替えているので、興味がある方は以下の記事もどうぞ。
今回購入したパーツは、以下の3点です。今後の自分の記録用も兼ねて、以下に詳細をご紹介します。
- CPU Core i7-9700F
- マザーボード ASRock Z390 Pro4
- グラフィックボード 玄人志向 NVIDIA GeForce GTX1650
現在のスペック
現在のスペックご紹介しておきます。
- CPU Intel Core i7-6700
- マザーボード ASUS H170-PRO
- グラフィックボード ZOTAC NVIDIA GeForce GTX960
- メモリ コルセア DDR4 8GB×2
- ケース コルセア Crystal 460X RGB
- SSD サムスン 860 Evo 500GB
- 電源 玄人志向 80 PLUS Bronze
このスペックでもフルHD(1080p)クラスの動画編集なら全然イケます。
ただ、4KとかVR動画だとカクカクしたり、書き出しに異様な時間がかかったりなど、動画のデータ量が爆増するこれからの時代としては少々厳しいかな、という印象です。
購入したパーツ
購入したパーツを以下に記載しておきます。これ結構自分で見返すことが多いので、詳細に記録しておきます。
CPU Intel Core i7-9700F
購入したCPUは、Intel Core i7-9700Fです。
今回僕がなぜこの Core i7-9700F を選んだのか、9700Fの主な特徴とともにまとめておきます。
スペックはそこそこ高いのに値段が安い
Core i7-9700F は値段が安いです。今回の目的は「低コストで動画編集サクサクPC作り」なので、とにかく安いこのCPUを選びました。
それでいて、第9世代の9700シリーズなので、パワーのあるCPUなのは間違いないです。9700Kと比べると、多少能力は落ちますが、動画編集向けのCPUとしては十分すぎるほどのスペックを持っています。
GPU非搭載
Core i7-9700FにはGPUが内蔵していません。つまり、マザーボードからモニターに直接出力できないCPUということになります。
このCPUはグラフィック出力ができないので、後述するグラフィックスカード(グラボ)と一緒に利用しなければなりません。
ただ、動画編集用パソコンなので、グラボは必須な(だと思う)ので、CPUに内蔵しているグラフィック機能は必要ありません。
TDPが65Wで熱に優しい
Core i7-9700F はTDP(熱設計電力)が65Wで発熱量が少ないです。9700Kは95Wであり、比べると熱量が全然違います。
そのため、9700や9700Fには、純正のCPUクーラー(リテールクーラー)が付属しています。
CPUクーラーを別途購入しなくても良いので、お財布にも優しいのです。
マザーボード:ASRock Z390 Pro4
値段が安い
Z390は、第8世代と第9世代のCPUに対応したチップセットになります。
Z390チップセットが載っているマザーボードの中で、このASRockのZ390 Pro4が一番安かった、というのがポイントです。一番の理由は値段なのですが、もう一つ理由があります。
USB3.1 Gen2 に対応している
Z390は、USB3.1 Gen2 (現 USB3.2 Gen2)に対応しています。
ちなみに、USB3.1 Gen1(現 USB3.2 Gen1)が従来のUSB3.0と呼ばれていたものです。以下に転送速度(理論値)をのせておきます。
- USB3.1 Gen1・・・5Gbps(1秒あたり625MB転送可能)
- USB3.1 Gen2・・・10Gbps(1秒あたり1.25GB転送可能)
転送速度的には従来の倍のスピードがあります。これは動画などの重たいデータの転送時間を短縮してくれます。大量の動画データをストックしている時には、データのコピーなどの際に転送速度が重要になります。
僕はUSB3.1 Gen2 に対応している外付けSSDを持っているため、このSSDの速度を活かしてみたく、このチップセットにしました。
グラフィックボード 玄人志向 NVIDIA GeForce GTX1650 4GB
値段が安い
お前またそれかよ、ってツッコミは勘弁してください。
繰り返しますが、今回のコンセプトは「低コストで動画編集サクサクPC作り」なんです。
このグラフィックボードを選んだ理由はやはり安かったからです。本当はRTX2070あたりいきたかったんですけどね。ちょっと予算オーバーでした。
GeForce GTX1650は、エントリーモデルですが、それでも現在使っているGTX960よりは1.5倍くらいの処理能力があると思います。
とりあえず、今回はこれで我慢しておこうと思います。これでしばらく使ってみて、不満があれば、そう少し上位のグラボに変えるかもしれません。
今回のトータルコスト
最後に、今回かかった金額を記載しておきます。価格はAmazon価格(2020年4月)なので、多少変動あるかもです。
- Core i7-9700F 37,200円
- ASRock Z390 Pro4 12,527円
- NVIDIA GeForce GTX1650 15,109円
今回のトータルコストは、3点で 64,843円 でした。この値段で、かなりサクサクにパワーアップするので、コストパフォーマンスは良いですね。
欲を言えば、M.2のSSDを入れたかったけど、M.2も年々価格が落ち着いてきているので、次回の組み換え時に考えようと思ってます。