近距離から超望遠まで対応 動画も撮れるEマウント用レンズ

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前から欲しかった望遠レンズ SONY SEL18200 を購入しました。これ1本で普段撮りから運動会、子供のサッカー、学習発表会、小動物の近接、などなど撮影範囲が一気に幅広くなります。

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高倍率Eマウントレンズ SEL18200

SEL18200 というレンズについて

SEL18200という型名からも分かる通り、18mmから200mmまで望遠がきくレンズになります。これは、ほぼ標準レンズクラスの画角を持ちながら、200mm(35mm換算で300mm)という強力ズームにより被写体にかなり大幅に寄れる、ということを意味します。

ほぼ同クラスのレンズでSEL18200LEというのもありまして、非常に紛らわしくて迷ったんですけど、こちらのレンズは「アクティブ手ブレ補正」が効かないので、動画の撮影には向かないそうです。

ソニー E 18-200mm F3.5-6.3 OSS LE※ソニーEマウント用レンズ SEL18200LE

僕の利用頻度としては、子供の運動会や学習発表会など、写真だけではなく、動画もかなりの頻度で撮影するので、動画時の手ブレ補正は必須、ということでSEL18200の方にしました。あと、SEL18200LEの方はレンズの色が黒なんですよね。NEX-5Rの本体がシルバーなもので、SEL18200のシルバーが見た目的にもちょうどよく調和しています。

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フードなし

ちなみに、レンズプロテクターは事前に購入して準備済みです。SEL18200の場合、レンズプロテクターのサイズは67mmになります。レンズを購入した時はレンズプロテクターも同時に購入することを強くオススメします。ウン万もする高価なレンズが千円、二千円くらいで手軽に保護できるのなら安いものです。

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フード付き

フードをつけるとなんだかソレっぽくなってやる気が出ます。カメラのド・素人から見たら、カメラに本気な人が割りとこんな感じのレンズを持ってるようなイメージですけどね。

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70mm

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200mm (最大長)

最大の200mmまでズームするとここまで伸びます。コンパクトさがウリのNEX-5Rとのアンバランスさがまたソソります。もはやスマートに持ち歩けるサイズではない感があります。レンズの存在感が凄すぎて、レンズにおまけでカメラが付属している、みたいなイメージになっちゃってます。

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強烈なレンズの存在感

撮影テスト

簡単なSEL18200の撮影テストをしてみました。約1.80m離れたところにあるフエキくんを、ズーム倍率を変えて撮影してみます。どのくらい望遠がきくでしょうか。

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撮影テスト状況

18mmでの撮影

まずは最大にひいた状態「18mm」での撮影です。1.8mの距離とはいえ、写真にするとそこそこ遠い感じがします。

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18mm

50mmでの撮影

次に「50mm」での撮影です。標準レンズを使用した時の最大ズームがこんな感じになります。

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50mm

100mmでの撮影

もう少し寄りたい、そんな時には100mmを。

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100mm

200mmでの撮影

ずずぃと寄ります。このレンズの最大望遠200mmです。これだけ望遠しても写真の品質はかなり良いです。

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200mm

200mm望遠で撮影した写真たち

200mm望遠で色々と撮ってみた写真たちです。三脚は使わずすべて手持ちによる撮影です。素人撮りなのでちょっとアレですけど、このレンズはだいたいこんな感じて写るんだな、とわかっていただければ幸いです。

桜の撮影

このレンズが届いたのはちょうど北海道でも桜が咲いた週だったので、桜を撮影してみました。

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小鳥の撮影

実家の庭にいつもエサを食べに来る楽な生き方を発見した小鳥たちを撮影。こちらも最大望遠の200mmで室内から窓越しに撮影しています。

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SEL18200というレンズまとめ

SEL18200

望遠具合はすごく良いです。特に何も考えずに望遠でバシバシ撮影したにも関わらず、写真の出来はかなり良いと思います。18mm側で標準レンズ的な使い方も可能です。素人的な考えではこれ1本でほぼ全ての撮影をこなせるような気がします。

最大望遠時(200mm)にはF値が多少暗めになるので、シャッタースピードを少し落とすか、ISO感度を1段くらい上げて対応する必要があります。動き回る被写体を撮影するのは多少の慣れが必要かもしれません。

デメリットは「重さ」です。このレンズはとにかく大きくて重いです。NEX-5Rに装着した時の重さが800gを超えるので女性には不向きなレンズだといえます。首から下げて長時間持ち歩くとどうしても重量感があります。あと、首から下げて持ち歩くときに、自重でレンズが勝手に出てきてしまうので毎回ロックする必要があります。

NEX-5Rの本来の「どこにでもコンパクトに持ち運べる一眼カメラ」という目的はこのレンズを装着すると外れてしまいますが、重さや持ち回りの軽快さなどのデメリットよりも確実に実用性の方が上回るため、今となっては毎回必ず持ち歩く使用頻度の高いレンズとなっています。

このレンズの使い道としては、普段撮りは標準レンズや前回紹介したSEL50F18を利用して、もう少し寄りたい場面などにスッとレンズ交換して撮る、といった使い方です。暗所でも割りとよく撮れるので、室内で行われる学習発表会などの動画撮影にも向いています。個人的には大満足、とてもお勧めしたいレンズです。

アクティブ手ブレ補正のおかげで手持ちでもかなりスムーズに撮影できますが、動画撮影時には三脚や一脚などを利用した方がより良い品質の動画が撮影できると思います。

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