まだマウス1台で消耗してるの?マウス2台で入力するデュアルマウスのメリット・デメリット

ある日の仕事中にふと閃きました。

マウスを2つ使えば作業効率が上がるはず

って。ニンゲンの手はふたつあるのだから、両手でマウスを操作すれば入力が効率化できるに違いない、と。まあ、これはあくまで我々ニンゲンの話であって、これがアシュラマンならマウスは6つ必要、ということになりますけどね。
入力機器は選択肢が多いほうが有利に決まってる。

アシュラマン(イメージ)
アシュラマン(イメージ)

そこで早速マウスを2台体制にして仕事をしてみたのですが、慣れるとこれがなかなか快適なのです。特に両手でマウスを操作(コントロール)する感覚がラジコンのようでなんとも楽しいのです。この環境を勝手にデュアルマウス環境(ダブルマウスでも可)と呼ぶことにします。

実際のデュアルマウス環境(会社デスク上を撮影)
会社のデスク周りの環境

今回は会社のパソコンをデュアルマウス(ダブルマウス)仕様にしたらなかなか快適ですよ、というお話です。

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デュアルマウスにするための準備

デュアルマウスに必要なものは何か。そう、もう1台のマウスです。

会社のマウスは以前よりロジクール G600を使っていまして、このマウスの24個の機能(12+Gシフト12)ボタンというとてつもない便利さと効率破壊力に慣れ浸りきった環境はどうあっても壊せない。
(※リンクはAmazonに飛びます)

会社用のG600
ロジクールG600

ということで、今回は左手用のマウスが必要になります。

以前よりトラックボールマウスが気になっていたので、この機会にトラックボールマウスを購入してみました。購入したマウスはエレコムの左手用トラックボールマウスです。

左手用のマウス購入

エレコム トラックボール 左手用 ブラック M-XT4DRBK

購入した理由ですが、親指操作用のトラックボールマウスが欲しかったのがひとつ。

そして左手親指用のトラックボールマウスの選択肢がこれしかなかった、というのもあります。古くからあるトラックボールマウスの老舗メーカーであるKensington製のトラックボールマウスにも目がいきましたが、なにしろ高い。

初めて使うトラックボールで大金を払うという冒険をしたくなかったので、値段が安いこのマウスにしてみた次第です。ちなみにエレコムのトラックボールマウスのデザインはどれもスタイリッシュで個人的には好みです。

Kensingtonトラックボールマウスのページ

動きの悪さはロジクールのボールで対策

左:ロジクールM570用 右:M-XT4DRBK用
ロジクールボールとエレコムボール

エレコムのトラックボールマウスですが、マウスユーティリティ(マウスアシスタント5)なども含めて個人的には使い勝手はなかなか良いのですが、1つだけ欠点がありまして、時々ボールの動きが悪くなる、のです。

ボールの回転がいきなり重くなったり、何か引っかかりのようなものを感じたりします。スムーズに回らないボールはストレスになりますし、何よりトラックボールマウスとしては致命的です。

これに関してはロジクールのトラックボールマウスM570用のボールが同じサイズで、これに交換すると動きが良くなるそうなので早速購入して使用しています。

確かに以前よりスルスルと動くようになりました。完璧ではありませんが我慢できる範囲内です。これでボールの色が赤だったら最高なんですけどね。

デュアルマウスの設定

2台のマウスを使用するにあたってWindows側の設定は特に必要ありません。USB端子に2台接続した段階で2台とも操作可能になります。

エレコムマウスアシスタントのダウンロード

M-XT4DRBKの基本的な機能はUSBレシーバーを指すだけで使えますが、機能ボタンに機能を設定するためにエレコムのサイトよりM-XT4DRBK用のマウスアシスタント5をダウンロード、インストールします。

エレコム マウスアシスタントのダウンロードページ

左側のマウスはサブ的な使い方をするので、通常の左クリックの位置にCTRLキー、右クリックの位置にShiftキー、さらにその左の第3のクリックボタン(ボタン6)の位置にAltキーを振りました。

トラックボールのボタン設定

マウスアシスタントはブログラムごとに個別でプロファイルを設定できるので、その他にもChrome用、Excel用など、使用するプログラムに応じて使用頻度の高いボタンを設定しています。

エレコムマウスアシスタント5設定画面
エレコムマウスアシスタント5設定画面

左クリックを入れないとソフト的にエラーが出るので、一番遠くて押しにくいボタン5に割り込んでます。デフォルトの設定では左マウス単体での使用は考えていません。あくまでも右メイン、左サブといった位置づけです。

WEBブラウジングのときにはこれではさすがに不便な(左だけで操作したいときもある)ので、デフォルト設定とは別にchrome用のプロファイルを作って切り替わるようにしています。
Chrome用のプロファイル
エレコムマウスアシスタント Chrome設定

この辺の設定に関しては自分で使いやすいように設定すれば良いと思います。

デュアルマウスのメリットとデメリット

ここからは自分なりに感じたデュアルマウスにおけるメリットとデメリットを上げていきます。右と左がいかに協力して連携するか、これがデュアルマウスのキモとなる部分です。

二人のはじめての共同作業
基本的には、左のトラックボールはカーソルやスクロール、右のマウスはクリック担当です。左でマウスカーソルを動かし、右手でクリックする、二人の初めての共同作業が始まります。
二人の初めての共同作業

作業中は、はたから見ると両手にマウスを握ったまま微動だにしないオッサン(でも激しくカチカチはしてる)というとってもシュールな絵になります。

デュアルマウスのメリット


はずはデュアルマウスのメリットについて、です。個人的にはメリットはたくさんあると思います。

キーボードに触れなくても大抵のことはできる

コピー、切り取り、貼り付け、削除、拡大、縮小、スクロール、Enter、ESCなど、主要なキーをマウスに設定しておくと、マウスに手を乗せているだけで大抵の作業が完結できます。

腕が疲れない

カーソル移動を左手のボールで行うので、腕を全く動かしません。本来片手でやることを両手で負担するので腕が全く疲れません。

朝から夜まで1日じゅうマウスを操作するような場合、右腕だけでマウス操作するのに比べ、手首や腕に優しいです。トラックボールを操作する側の親指が痛くなるかなと想像していましたが、全然平気でした。

多機能マウスが左右の組み合わせでさらに多機能に

これは実際に僕が会社のマウス(G600)に設定している項目です。

ロジクールG600のセッティング

G600は仕事で使うべきマウス

個人的にはG600はゲーミングマウスではなく、仕事で使うべきマウスだと感じています。パッと見では無駄に多ボタン過ぎで大げさ感の否めないマウスですが、きちんとボタン設定した後の劇的な効率化は他のマウスにはとうてい太刀打ちできません。

この効率モンスターであるG600と左のトラックボールマウスを相互に組み合わせることで、さらに多機能にできます。

もともと右のG600マウスのボタンには、自分が多用する複数キーのマクロやキー設定、多用するプログラムの起動が設定してあるため、左との連携により、文字入力以外のほとんどの操作がキーボードを介さずにマウスのみでできるようになりました。

左マウスのボタンにはCtrl、Shift、Altキーを振っているので、ほとんどのプログラムで複数選択や範囲選択、拡大縮小などが楽に使えますし、左のAltをクリックしながら右のtabボタンで「アプリウィンドウの切り替え」にも対応できます。

さらに左右のマウスのチルト(中ボタン横倒し)にそれぞれ「仮想デスクトップの切り替え」と「タブの切り替え」、など別々の切り替え機能を振れるので、Windows10の仮想デスクトップ環境を多用する場合にこの左右チルトは重宝します。

スクロールが死ぬほど楽

中ボタンのスクロールを歩くようなイメージで左右交互に行うだけで単純にスクロールのスピードが倍になります。でもそれだけじゃないのです。

Wheel Ballの導入でスクロール環境が激変

Wheel Ballというフリーソフトを入れることでスクロールが笑ってしまうほど楽にできるようになります。トラックボールマウスを使う場合、このソフトは真っ先に入れておくべきソフトだと思います。

Wheel Ballダウンロードページ(作者のページ)

このソフトはトリガーとなるスイッチを設定して、それを押しながらボールをコロコロするとスクロールに変換してくれるソフトです。元々は中ボタンのないマウスでもスクロール機能が使えるようにと開発されたものですが、これがソフトの性質上、トラックボールマウスと抜群に相性が良いのです。

トリガーとなるスイッチはマウスのクリックでもいいし、両ボタンドラッグやキーボードの特定のキーでも自分の環境に合わせて自由に設定できます。

ちなみに僕はWheel Ballの設定で以下のように設定しています。色々試した中でこれが一番使いやすかったです。

最高のwheelball セッティング

仮想キーコードの91は「ScrollLock」キーです。「ScrollLock」キーはその存在理由すらわからないほどに使用しないキーNo1なので、スクロールのトリガーとして使用することにしました。むしろこっちのほうが本来の使い方なんじゃないの?っくらい名前からしても馴染んでますよね。

実際にはキーボードを押して使用するわけではないです。右マウスの適当なところに「ScrollLock」キーをあてはめてあげます。

G600 セッティング ScrollLock

このボタン位置はG600では人差し指の腹で押せる位置です。スクロールしたいときに右マウスの人差し指の腹でボタンを押しながら、左マウスをコロコロします。これがあまりにも楽すぎて、中ボタンのスクロールには戻れないくらいの快適さなのです。

Wheel Ballはwindows10では動作が安定しない?

僕のパソコン環境(Windows10 Proの64bit版)ではWheel Ballの動作が安定しないみたいです。

普段は調子よく動いていますが、何かのきっかけで動かなくなります。Windows10仕様のアプリ(LINEなど)を立ち上げると動かなくなったりしますが、関連性は不明です。その都度Wheel Ball終了、再起動させれば使えるのでなんとかごまかしながらも使っています。

右脳が鍛えられるような気がする

右脳と左脳
出典 「IQ脳.net」

必然的に両手を器用に連携させて使うため、脳がとても活性化します。

特にこれまであまり使用しなかった左親指をぐるぐる回す行為は、なんとなく右脳が活性化するような気がするので、得したような気になれます。

余談ですが、トラックボールマウスを使ってから、ポケモンGOでは左手の親指でカーブボールを精度良く投げられるようになりました。カーブボールを投げるときの動作とトラックボールの動きが一緒なんです。

デュアルマウスのデメリット

デュアルマウスのデメリット

個人的にはデメリットはほとんど感じていません。が、あえて言うならこんな感じです。

キーボードに切り替えるのがおっくうになる

文字入力、マウス、文字入力、マウス、といった使い方をする場合には、マウスとキーボードをいちいち持ち替えなければならないため、ちょっと面倒な時があります。

仕事内容によっては、片手マウス、もう一方でキーボード、というこれまでのスタイルのほうがやりやすい場合もあります。両方のマウスのクリック設定を生かしておいて、その都度左マウス、右マウスと使い分ける方法もアリかもしれません。

コイツまたアホなことやりだしたな、と思われる

パソコンに興味がない人には「マウスはパソコン1台につき1つ」という一般的な固定概念があるため、2台のマウスでカチカチしていると、白い目で見られているような気がします。

まあその点は、すでに無刻印のHHKBを使っている時点で十分白い目で見られていると思いますが…。

まとめ、雑談

トラックボールマウスについての個人的な思い、ざっくりとした主観など雑談です。

エレコム トラックボールマウス M-XT4DRBK イメージ

なんだかんだいっても変わったこと好きだから

さんざん効率化、効率化いってますけど、結局のところ、人と何か違う変わったことをしてみたいだけなんですよね。

マウス2台で一つのカーソルを操作するなんて、おそらくはくだらなすぎて誰も思いつかないだろうと思ったので、ネタとしてぜひやってみたかったのです。実際ネット検索してみても2台のマウスで操作している人はほとんど見かけません。

ただ、やってみると楽しいし、想像していたよりも効率的でびっくりしています。

右利きの人に左用トラックボールをおすすめしたい理由

導入コスト

左親指用のトラックボールマウスが現時点ではほぼエレコム一択しかないのが残念ですが、このマウスは安いです。通常4千円と少しくらいですが、Amazonのタイムセールなどを狙って購入すれば3千円代で買えることもあります。

3~4千円くらいなら、例え失敗したとしても許せる範囲ですよね。

ダメでも逃げ道がある

右のマウスを生かしたままで左を追加するため、実際にトラックボールマウスの使い勝手が悪くてしっくりこない、体に合わない、ドクターストップなどのどうしようもない事態に陥った時、やめればいいだけの話なので気楽に導入できます。

デュアルマウスの効率化は必要ないという方は、両方のマウスをそのまま生かした状態で使っても良いと思います。その状況に応じて左右のマウスを使い分ければ、操作の幅も広がります。

トラックボールって意外と使いやすい

使ってみてわかったことですが、WEB閲覧やワード・エクセルなどの一般的な使い方をしているぶんにはトラックボールは慣れると全然使いやすいです。

個人的にはこれまでのマウスよりも使いやすいくらいです。腕を動かさない、場所を取らない、ということいかに快適か、ということに多くの人は気がついていません。これならそのうち右用のトラックボールも購入しても良いかなと思います。

こんなに良いものなのに種類が少ない

こんなに使いやすいというのに、トラックボールマウスは利用している人の少なさからか種類がほとんどないのが現状です。新製品もほとんど出てきません。

もう少しトラックボール人口が増えてくれれば良いなと思います。使う人が増えれば必然的にメーカーも積極的に作るようになると思うので、トラックボールマウスの種類も増えるし、精度的な技術も向上するものと思います。

この記事をきっかけにトラックボールマウスに興味を持ってくれる人が少しでも増えてくれたら本望です。

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