Adobe Acrobat 作業が確実に捗る7つのショートカットキー

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仕事がらPDF文書を作成したり、編集したりという作業がとても多いです。PDFファイルの作成、編集には本家Adobeの Acrobat Pro を利用しています。

今回はこのAdobe Acrobatにおいて僕がよく使う7つのショートカットキーについてご紹介します。

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Acrobatのショートカットキー

PDF作業に便利なショートカットキー7選

僕が普段からよく利用するショートカットキーを7つご紹介します。同じような作業が続く場合などに利用すると圧倒的な作業の効率化が望めます。

CTRL+P 印刷

Acrobat 印刷

印刷ダイアログを表示します。

プリンターがすでに設定してあり、すべて印刷する場合には「CTRL+P」と「Enter」だけでサクッと印刷が終わってしまいます。非常によく利用するショートカットキーです。

CTRL+B しおり作成

Acrobat しおり作成

新規のしおりを作成します。文書のしおりを作成する機会が多いのでよく使用します。ショートカットでしおり作成後にそのまま文字入力ができるので利用価値は高いです。

CTRL+D 文書のプロパティ

Acrobat 文書のプロパティ

文書の開き方の設定をよくやります。しおりパネル表示の有り無しとか、単一ページにして全体表示にするなど。たくさんファイルがある場合にはこれらの処理をアクションウイザードで一気にやってしまうのですが、ファイルが一つだけの場合などはショートカットでサクッとやってしまいます。

CTRL+F ファイル内文字検索

Acrobat ファイル内検索

大量ページのある作業マニュアルなんかを見る時に、目的の部分を手動でちまちま探してはいられないので、目的の文字列を検索して探します。これも非常によく使います。

CTRL+SHIFT+R ページの回転

Acrobat ページの回転

縦横が混在している文書を一気にSCANした時など、文書の縦、横を回転させなければなりません。これも慣れたらいちいちマウスでやっていられないです。

「CTRL+SHIFT+R」でページの回転ダイアログを出したら、そのまま左右キーで右90度回転、左90度回転、180度を選択してEnterキーで確定です。慣れれば1秒もかからないで回転できます。

CTRL+SHIFT+D ページを削除

Acrobat ページを削除

いらないページをサクッと削除したい場合に使用します。1ページ、連続するページに利用できます。

削除したいページが飛び飛びで複数ある場合にはページサムネールウィンドウ上でCTRLキーを押しながらマウスで選択して削除する方法も有効です。

CTRL+O 別のPDFを開く

Acrobat 別のPDFを開く

PDFを編集したい時、他のPDFとページを入れ替えたいときなど、複数のPDFを開いて作業することがよくあります。そんな時に CTRL+O で素早く別のPDFファイルを開きます。

その他のショートカットキー

CTRL+Y 倍率指定

Acrobat 倍率指定

倍率指定のダイアログを開きます。

デフォルト表示になっていて全容がつかみにくいPDFファイルを、素早く「全体表示」に切り替えて表示を見やすくしたり、なんて時に利用します。

CTRL+K 環境設定

あまり利用頻度は高くはありませんが、環境設定のショートカットは覚えておくと便利です。環境設定の頭文字Kで覚えておけば忘れないです。

CTRL+右(左) 次(前)ページ切り替え

ページを拡大しているときなどに、次のページを見たくてもスクロールしてしまいます。そんな時、素早く次のページに移動するためにCTRL+右です。同様に前のページに戻る時にはCTRL+左です。

スペースキー(SHIFT+スペース) 下スクロール(上スクロール)

これもページの切り替えと同じように使用するのですが、一気にスクロールさせたいときにスペースキー連打が意外と楽です。SHIFTを押しながら同じようにスペースキーで上にスクロールします。

ショートカットを利用するメリット

ショートカットキーを多用するメリット

ショートカットキーを使用するメリットについてお話します。

基本的には複数キーを組み合わせることで利用するものですが、一見すると複雑そうに見えるこのショートカットキーを使用するメリットはどこにあるのでしょうか。

Adobe Acrobatだけに限った話ではありませんが、一般的にはショートカットキーを多用することで作業が迅速になります。

例えば印刷する場合

例として、文書を「印刷」するまでの行動について考えてみます。マウスで印刷を行う手順は概ね以下ような感じではないでしょうか。

  1. マウスを動かす
  2. 「ファイル」メニューをクリック
  3. 「印刷(P)」メニューをクリック
  4. 印刷ダイアログ内の「印刷」ボタンをクリック

ちょこっと文書を印刷するだけでもマウスで作業すると、マウスの移動と3回ものクリックが必要になります。全く同じ作業でショートカットキーを利用すると以下のようになります。

  1. CTRL + P
  2. Enter

圧倒的に時間短縮できる

どうでしょうか。印刷という日常よく利用する作業ひとつでここまで短縮できるようになります。印刷のたびにポチポチとマウスをクリックしている人よりは確実に早く作業が終わります。

様々なショートカットキーを駆使して極力キーボードだけで操作を行うことで、より迅速な作業ができるようになります。

効率よく迅速に作業ができればそれだけ仕事も早く終るので、別の作業に取り掛かれる、早く帰宅できる、仕事するフリして遊べる、などそこから様々なメリットが生まれます。

慣れれば誰にでもできることなので、自分がよく利用する機能から1つずつ練習していってみてはいかがでしょうか。

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