iPad(iPhone)の画面をそのまま動画として録画できたらいいな、なんて思うことないですか?例えば以下のような場合です。
- iPad(iPhone)用アプリのハウツー動画を作りたい
- iPad(iPhone)のゲーム動画を作りたい
- iPad(iPhone)を利用したプレゼン用の資料動画を作りたい
ひとえに、iPadの画面をキャプチャーするといっても、外部機器を接続する方法、アプリによる方法、パソコンを使ってモニタリングする方法、など方法は色々とあると思います。今回は、Reflectorというソフトを使ってiPad miniの画面をPCモニタ上に出力し、パソコン上で動画をキャプチャーする方法を実践してみます。
iPadの画面を動画でキャプチャーする方法
目次
動作環境について
パソコン
Windwos XP以降、Mac OS10.6.8以降
動作機種
iPad2及びそれ以降のiPad、iPad mini、iPhone4S及びそれ以降のiPhone
ReflectorはApple製品に標準装備されているAirPlayという技術を利用しています。AirPlayを利用するにはお使いのiOS製品とパソコンが同じWi-Fi上にいる必要があります。Wi-Fi環境がない場合には利用できませんのでご注意ください。
Reflectorのインストール
まずは上記Reflectorのページより「Download」ボタンを押してソフトをダウンロード、インストールします。このソフトはMacでもWindowsでもインストール可能です。
今回はMacBookProへインストールしてみました。
Macへのインストールは非常に簡単です。ダウンロードされたソフトをそのままアプリケーションフォルダへドラッグ&ドロップするだけです。
Reflectorを起動します
アプリケーションフォルダより、ソフトを起動させると以下のような画面が出てきます。
このソフトは有料なので12.99ドルでソフトのライセンスを購入する必要があります。お試しで使用する場合は無料で10分間だけ利用できます。制限がかかるのは面倒なので自分はサクッと購入しました。購入はクレジットカード、またはPayPalで支払い可能で、購入手続きをするとすぐにライセンスコードがメールで送られてきます。
とりあえず試用したい場合は「Try Reflector」ボタンを押します。
試用の場合は上記のウィンドウが出てきます。「OK」を押すとソフトが起動します。
iPad miniのAirPlayをONにする
このソフトはApple製品に標準で搭載されているAirPlayという機能を利用します。Reflectorを起動させるとiPad内(ホームボタン2回押し→下に出てくるアプリ一覧の一番左のページ)にAirPlay用のボタンが出現します。
AirPlayボタンをタップして自分のパソコン名を選択後、ミラーリングをONにします。すると自動的にパソコンモニタ上にiPadが表示されます。
MacBookProのデスクトップに表示されたiPad miniの画面
Wi-Fiの環境に依存するかもしれませんが、自分の環境ではコンマ数秒の遅延はあるものの全然サクサク動いています。iPad miniのモックまで作成されるのでなんだかテンション上がります。
キャプチャー(録画)します
あとはそのままキャプチャーするだけです。キャプチャーには別のソフトを利用しても良いのですが、Reflectorには標準でキャプチャー機能がついているのでこれでキャプチャーした方が楽です。ちなみにちゃんと音声も入ります。
メニューの「Device」→「Start Recording」をクリックすると録画が始まります。
「Device」→「Stop Recording」を押すと以下のウィンドウが出てきて保存場所を聞いてきます。保存場所を指定すると動画が作成されます。
この通りやってもpc上にiPadminiがうつらないんですけど