以前このブログでご紹介して以来、大のお気に入りであったオレンズネロを現場に持っていき、見事に落としてきましたのでご報告致します。
※この記事は要約すると、オレンズネロを落とした、けどまた買った、という雑記です。オレンズネロを無くしてしまったことがショックで気持ちが溢れるままに書かれています。
特に興味のない方はブラウザの戻るボタンで戻ると幸せになれるかもしれません。
大切にしていたオレンズネロをいとも簡単に現場で落としてくるなんて、ほんとショックを隠せないです。やるせない気持ちとはおそらくはこのことでしょう。
以前のブログでも書いたかもしれませんが、オレンズネロは購入してからこれまで会社のデスクの上から持ち出さずに、箱入り娘の次くらいに大切に大切に使用しておりました。
オレンズネロは、いつでもキーボードの横にあり、デスク専用シャーペンみたいなスタンスで僕の元にいたのです。
消えたオレンズネロ
その日は、作業服の胸ポケットにさして現場に出てしまいました。どうして持ち出してしまったのか自分でも説明ができません。
普段なら絶対にしないことなのですが、その日は現場というよりも打合せがメインであったため、無意識のうちに野帳(打合せをメモる手帳のようなもの)にはさんだまま持ち出してしまったようです。
もろもろを終えて会社に帰った時にはポケットにオレンズネロがありませんでした。血の気が引きました。なにしろ、いつどのタイミングで落としてきたものかすらもわからないのです。気がついた時にはオレネロは忽然と姿を消していました。
もう一度現場周辺に出向いてそれとなく探してみましたが、本体がシブいマットブラックであることもあり、見つけることができませんでした。
オレンズネロ愛
落としてしまったことはもう仕方がありません。
現場の隅々まで這い回ってくまなく探すのは不可能ですし、もうおそらく出てきません。もし現場に落ちたままだとすると、あれから雨も降っているので、悲しいことにオレンズネロの精密な部分は濡れて大変なことになっていることでしょう。
朽ち果てていくオレンズネロのことを思えば、願わくば心ある誰かに拾われていてほしいと思います。
もうこの際、僕の元には帰ってこなくても良いので、どこか温かい室内で別の誰かに大切に使われていることを願ってやみません。これが無くなってから気がついたオレンズネロ愛です。
中毒性のあるオレンズネロ
ノックをしないことが日常となった今、オレンズネロが使えないとかなりのストレスがあります。
別のシャープペンシルも使用してみましたが、芯を出すのを忘れで紙をガリッとやってしまいます。一度あの感覚を体が覚えてしまうとなかなか昔には戻れないのです。
高級シャーペンをポチる勇気
庶民の僕にはシャープペンシルとしては高額なオレンズネロを、ポチッとする勇気がなかなか出てきません。
常に気を使って、特定の場所でしか使えないようなシャープペンシルが本当に必要なのでしょうか。ただ、あのいつまでも書き続けられる感覚は一度味わうと病みつきで、資格試験などの勉強をする時にはとても重宝します。
これ本当に必要か、でも快適、値段が高い、でもやめられないし、また落としたらショック過ぎて立ち直れそうもない、けど、まだまだ資格試験の勉強は続く、気を使う、でも快適だから・・・。
しばらく自問自答する日々が続きます。自分を納得させる時間が必要です。
でも迷ったら結局南極買うんだよね
ガジェット好きな方ならわかって頂けると思いますが、欲しくて気持ちは揺れ動いているときって、経験上、結果的に購入してしまうのです。HHKBのときがまさにそうでした。
結果的に購入するなら、購入するかどうか迷っている時間ぶん、僕は損していることになります。
ということで、また購入してしまいました。
オレンズネロは0.3mmの方が僕的にはオススメですが、今回はあえて前回購入しなかった0.2mmにしてみました。以前より価格がかなり落ち着いてきていますね。Amazonでかなり安く購入できました。
オレンズネロを落とさない雑談、改良希望
オレンズネロを落とさない唯一の方法は、オレンズネロを持ち出さないことです。ただ、それだけでは解決策にならないので、自分なりに思うオレンズネロに改良してほしい点を考えてみました。
ぺんてるの技術者様に至りましては、この記事を読まれて、鼻毛ほどで良いので前向きに検討して頂けると幸いです。
赤を出してほしい
シャー専用じゃないけど、オレンズネロの赤を出してほしいです。
黒ももちろんシブいですけど、赤もある種の高級感があると思います。ちなみに僕は赤がかなり好きです。そして今回のように現場で落とした暁には、黒よりは赤のほうが発見しやすいようにも思えます。
ただ、多色展開するとブランドが安っぽくなるので、オレンズネロ2(仮名)では黒と赤の2色展開でお願いします。
クリップを長くしてほしい
これも初めてオレンズネロを手にした時に感じたことなんですけど、オレンズネロのクリップ(服に引っ掛ける金具の部分)が少し短くはないでしょうか。
ノーマルオレンズよりもここが短く、さらには、はさむ範囲の余裕幅が狭いため、ポケットや手帳などへの引っかかりが甘くなりがちです。この部分をあと数ミリ長くとるか、もしくは、はさむ幅を広くとるだけで全然安定感が違ってくると思います。
クリップに関してはノーマルのオレンズが理想的です。
芯先を守るパーツがほしい
これは個人的に思うのですが、オレンズネロは構造的に芯先が引っ込みません。
なので、胸ポケットに挿す時など、スマートフォンなどが入っているとき、硬い部分に当たりペン先のパイプを曲げてしまいそうでとても気になります。
ポケットに入れたり、固い地面に落としたときなどのために、ボールペンのようなスタンスで先端が引っ込む形状にするか、ガイドパイプを守るガードみたいなものが欲しいです。
2018年10月15日追記
ぺんてるの技術者の方すいません。芯先を引っ込めることができる機能がすでにありました。
オレンズネロは芯先を引っ込めることができます。
ノックしながら先端を固い部分で押し付けながらノックを緩めると、見事に芯先が引っ込んだまま止まります。訂正します。