Excelでタテに並んだ大量のページに一発でたどり着くアドイン作りました

Excelでタテに並んだ大量のページに一発でたどり着くアドイン

Excelで、例えば縦に大量にページがあるシートがあったとしますよね。

そのシートの58ページ目にサクッと行きたい時、どうしましょうか。ページ移動の方法はいくつかあると思いますが、僕がすぐに思いつくのは以下の3つの方法です。

  • マウスのスクロールで移動
  • マウスで横のスライダーを掴んで移動
  • PageUp(PageDown)キー連打で移動

ハイパーリンクを使って一気に飛ぶ方法もありますが、ページが増えるたびにハイパーリンクを設置するのも手間です。1ページや2ページくらいならマウスのスクロールでタラタラと行っちゃうこともありますが、何十、何百と大量にあるページのスクロールはなかなか面倒です。

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ページを一発表示するアドイン PageChanger

開発動機

仕事で1つのシートに100ページくらいある写真帳を編集していて、ページ間の移動でストレスをためず、効率的にページ移動できないものか、と以前からずっとモヤモヤしていたわけです。

ネットでよさ気なものを求めて検索もしてみたのですが、目的にかなう便利そうなものは見当たりませんでした。無いみたいだから自分で作ってみよう、いつもながらそれが開発の動機です。

高速スクロールマウスがあれば楽だけども

余談ですけど、以前使っていたロジクールのマウスG700Sは、ホイールの高速スロール(抵抗なく回り続けるモード)がついていて、こういった時に一気に移動できて笑っちゃうくらい楽でした。

いま会社で使用しているG600に関して言えば、高速スクロールがついていないのでマウススクロールによる長いページの移動はなかなか大変です。

PageChangerの機能

機能といったそんな大げさなものはありません。PageChangerは、ただ単純にページを表示するだけ、のアドインです。それ以外の機能はありません。

アドインを起動させると、起動させたシート内にあるページ数を読み取って、コンボボックス内にページリストを作ってくれます。

ページを表示するアドイン

あとは、コンボボックスをクリックして好きなページを選ぶと、目的のページに移動して表示します。さらに横にある「↑」「↓」上下のボタンで、1つ上のページ、1つ下のページに移動できます。

単純ですが、ページが大量にあればあるほど絶大な効力を発揮するアドインだと思います。

PageChangerの問題点

PageChangerの問題点
別のシートへ移動した場合については対応していません。

本当は別シートに移動した時に、自動的にページ情報を切り替えるようにしたかったんですけど、アドインの機能ではできませんでした。別シートに移動したときは、PageChangerを一度終了させて、もう一度起動させる必要があります。

アドインのダウンロード

ダウンロードはコチラをクリック
ダウンロードファイル名:pageChanger.xlam

アドインの組み込み方 Excel2013

このアドインの使い方としては、上部にあるクイックアクセスツールバーに組み込んで一発起動できるようにするのが個人的にはベターな使い方だと思います。以下にアドインの設定、クイックアクセスツールバーの登録方法をエクセル2013を例に説明します。

Excel2010、2007の方は以下の記事後半部分でアドインの登録方法について説明しています。よろしければ参考にしてみてください。
Excelでシートを複数選択して印刷できるアドインを作ってみた(後編)

アドインをお好きなところに保存します

ダウンロードしたアドイン(pageChanger.xlam)を好きなところに保存してください。

Excel自体にアドイン規定のフォルダ(C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\AddIns)もありますが、僕は使ったことはありません。いくつかアドインを使う場合は、ご自分でアドイン専用にフォルダを作って、そちらで一括管理する方が便利だと思います。

Excelのオプション

Excelを起動させて通常のシート画面を表示します。

アドインの登録方法

左上の「ファイル」→「オプション」よりアドインを選択し、「設定」ボタンを押します。

アドインの設定

アドインの登録方法

参照ボタンをクリックするとアドインの場所を聞いてくるので、さきほど保存した場所よりPageChangerを選択してください。

アドインの登録方法

アドイン「PageChanger」にチェックが付いていればOKです。

クイックアクセスツールバーへの登録

Excelのオプション内より、クイックアクセスツールバーを選択後、「基本的なコマンド」となっているコマンドの選択部分を「マクロ」に切り替えます。

※クイックアクセスツールバーの設定は、シート上部のクイックアクセスツールバーを直接右クリックしても設定できます。

アドインの登録方法(クイックアクセスツールバーへの登録)

PageChangerが出てくるので、「追加」ボタンで右側の枠内に送ります。

ボタンの変更

アドインの登録方法(ボタンの変更)

このままでも利用可能ですが、なんだか味気ないので、自分でわかりやすいボタンアイコンに変更すると良いです。

右側に追加されたPageChangerを選択して「変更」ボタンをクリックするとボタンの変更ウィンドウが出てきます。ここでは表示名とボタンアイコンの変更ができます。

僕はイメージ的に下矢印のアイコンにしています。

登録完了

アドインの登録方法(登録完了)
シート上部のクイックアクセスツールバー内に先ほど設定したボタンが追加されます。

設定したPCで開くExcelファイルには、すべてこの機能が使えるようになりました。

【雑談】アドインを作ることについて

僕が作ったアドインはこれまでにいくつかあって、その中で万人受けしそうなものに関しては公開していますが、全て自分で必要になって作ったものばかりです。

必要だから作る、だから使える(自分では)

個人的にこれ欲しいと思った機能を作ってます。リサーチ不足で、すでにアドインが存在していたり、エクセルの機能で組み込まれているものもあるかもしれませんが、その辺は大目にみてください。

これまでに作ったアドインはすべて自分でも利用しています。自分で必要だと思った機能を追加するので、当然ながらこれほど便利なものはないです。

アドインは仕事を効率化してくれる

仕事でエクセルを使う方は多いと思います。アドインは工夫次第でいくらでも便利に改良していくことができます。

実際、自分で作ったアドインで仕事の効率化に成功していると思います。一度アドインとして登録してしまうと、どのエクセルシートでも同じように機能が利用できる、というのがアドインの最大の利点だと思います。自分のために効率化された、または特化したエクセル、というのはとても魅力的です。

作る側の技術的な問題もありますけどね

PageChangerの問題点部分でも書きましたが、別シートに移動したときに、そのシートに合わせてページ情報が切り替わるようにすることが出来ませんでした。

シートが切り替わったという判断(あ、いまシートが変わったけどどうする?という部分にマクロを仕込むこと)をアドインだけでするのは個人的にはちょっと難易度が高いのです。

まあ所詮はド素人の作るものです。逆に言えばこんなド素人でもネットで検索しながら作れちゃうなんてほんといい時代になったものです。

過去に作ったExcelもの

アドイン

エクセルで選択したセルの文字を結合してひとつの文字列にするアドイン
Excelでシートを複数選択して印刷できるアドインを作ってみた(前編)
Excelでシートを複数選択して印刷できるアドインを作ってみた(後編)

その他エクセルで作ったもの

エクセル写真帳 ver4.0をリリースしました
エクセルの写真帳票に簡単に写真を自動貼付できるようにするクラスモジュールを作りました
エクセルVBAで1~25までの数字をランダムに発生させる処理を考えてみました
エクセルで簡易テキストエディタを作ってみた

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『Excelでタテに並んだ大量のページに一発でたどり着くアドイン作りました』へのコメント

  1. 名前:福田勝久 投稿日:2016/11/17(木) 14:17:18 ID:cd8968cf0 返信

    いつもお世話になっております。
    ないものは、作ろうという気持ちが素晴らしいと思います。
    このアドイン使ってみます。
    ありがとうございます。

    • sato001 名前:sato001 投稿日:2016/11/17(木) 16:13:57 ID:cab106db5 返信

      福田勝久 さま。
      コメントありがとうございます。
      アドインぜひぜひ使ってみてください。

      使ってみると便利な点、ちょっと使いにくい点など出てくると思います。
      それでも大量にページがあるときはかなり重宝すると思います。
      よろしくお願いします。

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