satoの雑技術ノート

三菱の冷蔵庫の製氷機の取り外し方を動画にしてみました

家で使っている三菱の冷蔵庫(品番 MR-S46D)の製氷機が壊れました。症状としては、ブロック状の氷ができず、受け皿の方にスケートリンクのようにまな板状の氷ができる、というものです。

三菱冷蔵庫 製氷室

製氷機本体

ネットで調べてみると三菱の冷蔵庫にはよくある話のようで、似たような症状にお困りの方々がたくさん見られます。この症状の原因としては主に以下の2通りが考えられます。

1、製氷皿(氷を作る時に水を入れる部分)が割れていて、割れたところから水が漏れて下にある氷の受け皿にたまり、そのまま凍ってしまう

2、製氷機は氷ができると製氷皿が回転し、製氷皿をひねることで氷を落とす仕組みなのですが、このひねる時に力がかかる部分が破損しているため、製氷皿をひねることができず、氷が落ちずに残ったまま次の水が注がれるため、水が下の受け皿に落ちてたまり、凍ってしまう

どちらにしても製氷機の部品交換しか解決方法はありません。とりあえず原因を探るために製氷機を分解し、動画にしてみました。

対処法についてまとめた記事をつくりました。こちらも参考にしてみてください。

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三菱の冷蔵庫の製氷機の取り外し方を動画にしてみました

取り外し動画

ネットで実際に製氷機を交換している方のブログなどを読ませていただきましたが、正直どの部分をどうしてるのか?がわかりづらかったので、誰でもわかるように動画にしてみました。

自分で修理してみたい方は以下の動画を参考にしてみてください。ただし、分解、交換に関わるトラブルは完全に自己責任です。

実際に取り外した製氷機。破損部分がわかるように近くにあったウッディーを挟んでみました。

ほとんどの冷蔵庫がそうだと思いますが、製氷機は真ん中の製氷皿(青いやつ)が回転することで製氷皿がひねらされて氷を落とす仕組みになっています。今回は、回転するときに周りの白い部分が割れて開いてしまい、製氷皿をひねるための力がかからないことが原因でした。この白い部分をまるごと交換することができれば修理完了です。

三菱電気サービスへ電話

部品を取り寄せようと最寄りの三菱電気サービスに電話してみたんですけど、オペレーターの方に部品は一般の方にはお売りできません、と言われました。
三菱電機システムサービス株式会社 事業所紹介ページ

「修理に来てもらうと出張代とかお金がかかりそうなので、自分で交換したいのでそちらにご迷惑はおかけしませんので部品だけ売ってください」

プリーズ、プリーズ、と何度も電話口で食い下がると、オペレーターの対応が変わってなぜだか無償で修理して頂けることになりました。あれれ。おかしいな。最初に品番聞かれた時にはそんな話しなかったのに・・・。

メーカーの対応になんとなく違和感を感じずにはいられませんでした。まあ、結果として直ったからいいんだけども。

製氷機の取り付け方

後日、メーカー修理の代理店の方が家にやって来て製氷機を交換してくれました。むしろ作業中の動画を撮りたかったんですけど、撮影許可とるの面倒だなと思ったので黙って見てました。修理の方、ほんとすぐ後ろでじぃぃぃぃ~っと見ていてごめんなさい。さぞ気が散ったことでしょう。

で、製氷機の取り付けですが、製氷室と冷凍庫の間の仕切りを外したほうが良いみたいです。個人的には仕切りとらなくてもできそうな気はしたんですけど、仕切りを外して作業スペースを確保した方が作業自体はやりやすそうです。

製氷室スライドドア(左)と冷凍庫スライドドア(右)を外したところ

仕切りの取り外し方

ガイドやコネクタカバー類をマイナスドライバーでコジコジして取り外し、中のコネクターを外します。次に上下2本のプラスネジを取り外すと手前に引きぬくことができます。

仕切りを取り外すと製氷室内は丸見え状態になります。広いスペースを確保できるので、あとは製氷機を2箇所の丸い突起部分に押し付けながら左にスライドさせると「カチン」とハマります。

※2箇所の丸い突起部分は、動画内の取り外し後の部分(1:22~1:24)を参照してみてください。

これでまだ無事に氷を作ることができるようになりました。

寄せられた多数のコメントから、製氷機壊れの対処法に関して新しくまとめ記事を作りました。よろしければ以下も参考にしてみてください。

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